一、任務と目標
一般社団法人への移行に伴い、商工会は今後、規模を拡大し、国際化に向けて発展していきます。商工会は他の台湾商工会との連携を強化し、日台双方の経済協力を促進するとともに、さまざまな企業間の協力、文化交流、ビジネス研修などの活動を展開し、九州における台湾企業に対してより多くのリソースと支援を提供してまいります。 商工会の目標は、より影響力のある国際的なビジネスプラットフォームを築き、台湾と世界各地との連携を深め、双方向の協力を推進することです。
二、使命
- 商界高峰匯聚計劃として「グローバル台商サミットフォーラム」を開催し、国内外の起業家や政財界の代表を招き、国際経済貿易の発展について議論するとともに、世界中の台商に新たな機会を創出します。
- 台商としての立場から新南向政策に対する提言を積極的に行い、台湾と東南アジアなどとの商業的なつながりを促進します。
- 地方の商工会に対する支援とサービスを強化し、会員基盤の拡大を図り、会員の帰属意識と参加意欲を高めます。
- 海外の台商と台湾企業との連携を促進し、イノベーションと付加価値を生み出すことで、台湾産業の国際化と双方向の発展を実現します。
- 国内企業との連携を強化し、地域経済への融合を推進し、台湾国内外の台商が協力して異なる市場の共栄を目指します。
- 専門的な産業セミナーを開催し、商工会の専門性を高めるとともに、台商同士の協力と交流を促進します。
- 若手起業家に対して起業支援を提供し、資金やリソースの獲得を支援することで、若い台商の起業成功を後押しします。
- 政府の投資誘致政策と連携し、資金誘致を支援するとともに、台商の台湾回帰投資を促進し、国内経済の発展を推進します。
- 台湾の地方観光の発展を促進し、国内観光産業の多様性を高め、より多くの観光資源の誘致に貢献します。
- 歴代会長の知恵と努力を引き継ぎ、商工会の持続的な発展と伝承を実現し、台商の価値を引き続き広めていきます。
三、今後の展望
賴玉汝名誉会長は、歴代の会長とともに、九州地域の同郷の方々との交流に尽力し、各種イベントやビジネス交流会の開催を通じて、現地における台湾人商業コミュニティの団結と発展を促してきました。歴代会長と協力しながら、会員規模の拡大を図り、より多くの経済・文化協力を推進し、地域の行政機関や経済界との連携を強化しています。 九州各県市と台湾の姉妹都市協力や、チャーター便による台湾訪問などの取り組みにも積極的に取り組み、日台間の文化・商業交流をさらに深めていきます。また、商工会の活動推進と台湾の国際化を支援するため、政府からのさらなる支援の実現を目指しています。
四、将来像と継承
九州台湾商会の今後の発展は、商会の専門性の向上、国際的な連携の拡大、そして台湾と世界各地との経済協力のさらなる支援に焦点を当てていきます。積極的な活動、戦略的な提携、若手起業家の支援を通じて、九州における台湾人ビジネスパーソンにより多くのリソースと機会を提供し、台湾産業の国際市場における成長と発展を後押しします。 九州で起業を目指す台湾企業にとって、本商会がその機能を最大限に発揮できる、より良いプラットフォームとなることを目指しています。